白坂和哉デイウォッチ

安倍首相補佐官が公費で不倫旅行!内閣支持率急落!年明け解散か?

Introduction:安倍政権の中で事務次官を動かすほどに増長し、今や権力の源泉として暗躍している ”官邸官僚”

この官邸官僚の正体を暴露した『週刊文春 12月19日号』は必読!

菅官房長官の懐刀と目される首相補佐官、和泉洋人氏の公費を使った不倫疑惑をぶち上げています。

これを受けてか、安倍政権の支持率は急落。一気に年明け解散へとなだれ込むのでしょうか?

官邸官僚が堪能した昼下がりの不倫出張

Photo by : 週刊文春 12月19日号
『安倍首相補佐官と美人官僚が山中ノーベル賞教授を ”恫喝” した京都不倫出張』

多少の違和感を禁じ得ない、中高年不倫カップルです。
今回、渦中の人となった首相補佐官・和泉洋人氏(66)は、日頃から愛妻家を気取り『今朝もキスしてきた』などと ”のろけて” いたといいます。

そんな中での『週刊文春 12月19日号』(12月12日発売)の記事です。和泉氏の家庭は大丈夫なのでしょうか?

お相手の女性は大坪寛子さん(52)厚生労働省大臣官房審議官といった肩書を持ち、安倍政権の肝いりで設立された「健康・医療戦略室」の次長職も併任しています。ちなみに、この戦略室の初代室長が和泉氏です。

この二人は今年の8月9日、京都大学iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)を訪れ、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授と面会。その席上、iPS細胞研究費の国費からの支援打ち切りを、恫喝するかのように通告したというのです。

その後二人はハイヤーに乗り、京都河原町にある老舗の甘味処へ。そこで和泉氏は自分のスプーンでかき氷をすくうと、彼女に ”あ~ん” と食べさせたとか・・・
その様子はジャーナリストの田中稔氏が、 Twitter で週刊文春の発売前日に発信しています(上の写真)

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その後も二人はあちらこちらの観光スポットを巡るなど、夏の午後に ”京都不倫デート” を楽しんでいたわけですが、当然のことながら京都出張の旅費、デートの足代わりに使っていたハイヤー代は公費、すなわち私たちの税金で賄われているわけです。

納税者としては、官僚に不倫させ飲み食いさせるために高い税金を払った覚えはありません。安倍ファミリーによる ”公私混同” がまたここに、です。

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内閣不支持43%、支持を逆転

共同通信が12月14~15日にかけて行った世論調査によれば、安倍内閣の不支持率が43%となり、支持の42.7%を上回りました。

安倍内閣は、前回調査の11月から一気に6ポイントもの支持を失ったことになり、安倍首相主催の「桜を見る会」疑惑が大きく影響している様がここから読み取れます。

事実、「桜を見る会」疑惑については、安倍首相が「十分に説明をしているとは思わない」が、83.5%にも上りました。

安倍内閣の支持率下落は2カ月連続となり、前々回から「11.4ポイント」減っています。安倍内閣の支持率は完全に下落トレンドに移行したとみて間違いないと考えられます。

1月解散はあるのか?

内閣支持率が下落トレンドに突入したということは、今後は上がる見込みがないことを意味しています。そうなると気になるのが、衆議院の解散です。

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このニュースサイトでは、野党が警戒している「1月衆議院解散」については、いささか否定的な立場を取っております。というのも、安倍首相は何と言って首相としての ”レガシー作り” に躍起となっているからです。

念願の憲法改正が実現すれば、それが最大のレガシーとなり歴史に名を刻むことになります。安倍首相にとって文句なしのベストパターンです。

しかし、現実には任期中に改憲をするのは限りなく困難になりましたし、自民党総裁4選を目指すにも、世論調査では反対が過半数を大きく超える61.5%にも達しているため、到底4選を狙える状況にないと判断せざるを得ません。

首相在任の通算日数で憲政史上最長を記録した今、次の「首相在任連続最長記録」を更新する8月まで、安倍首相はやはり首相を続けるのではないかと思われるのです。それが安倍首相の「レガシー」となるからです。

ただし、1月の通常国会(1/20 前後)までに、支持率が「40%」を割るようなことがあれば話は違ってきます。衆議院解散の可能性は極めて高くなるでしょう。

よって、1月衆議院解散の目安は「支持率40%の壁」にあると予想しています。

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