安倍首相を「馬鹿だ馬鹿だ」と言う人は多いのですが、今回だけはその想いを強くしました。
「つくづく安倍は馬鹿な首相であると・・・」
今回の改造内閣にどれ程の意味があるかは全くのところ不明です。
蓋を開けてみれば、当選回数はやたら多い割に名前の聞いたこともないような年寄りがまたぞろ這い出してきているわけです。
もちろん、政治家は知名度があれば良いというわけではありません。
当選回数が多いということは経験値もあるわけで、熟成したワインのような円熟なる政治をやってくれれば我々としても嬉しいのですが、見たところ、円熟したものの長いこと倉庫に閉じ込められていたせいで、ワインの底に ”オリ” が溜まって実にマズいワインになってしまったような老害たる連中ばかりなんですね・・・
これでは「在庫一掃内閣」以外の何ものでもありません。
そんな時に起こったのが「台風15号」による被害です。
千葉県では、9月11日の20時現在も停電が続き、熱中症による死者も出ています。
入院患者が停電のため、呼吸ができずに亡くなりました。
「ジョンレモン」さんがTwitterに投稿しているように、内閣改造が発表された9月11日の夜、首相官邸前では「千葉県の被災者を救え!」「安倍辞めろ!」のデモが起きたわけなのです。
千葉県のことを思えば、これはもっともなことです。
そして、経済評論家の佐藤治彦さんが言う通り、内閣改造など1週間先延ばしにしても、誰も困りません。
筆者が 「つくづく安倍は馬鹿な首相である」と思う所以はここにあります。
仮に、1週間と言わず3日間、内閣改造を後倒しにして、安倍首相が「今は内閣改造をしている場合でなない。千葉県の対応が最優先だ!」として、自ら現地に乗り込み、陣頭指揮するような ”パフォーマンス” をぶったのなら、どうだったでしょうか?
そして、3日後に「小泉進次郎を環境大臣にする」といったサプライズを含め、内閣改造を行ったらどうだったでしょうか?
国民の皆が拍手喝采をしたかもしれません・・・
でも、現実はそうはならなかった。
安倍首相は相変わらず内閣改造を優先し、ひとり悦に浸っていた。
これが安倍首相の限界なのです。
――これって、安倍首相の ”マスターベーション” ですよね?
だから言うのです。
「つくづく安倍は馬鹿な首相である」と ・・・
これでは憲法改正など、100年たっても無理ですよ・・・
馬鹿は死ななきゃ、なおらない・・・
これが安倍首相です。