白坂和哉 デイ ウォッチ

自民・甘利明氏 コロナ治療薬めぐる“手柄アピール”ツイートが大炎上! 違法性はないのか

“あまり”にも傲慢なツイートが大炎上だ。
批判の矛先を向けられているのは、自民党の甘利前幹事長。昨年10月の衆院選で小選挙区で敗れ、一議員となった今も、「炎上グセ」は相変わらずらしい。

日刊ゲンダイDIGITAL 2022/02/07 11:42 『自民・甘利明氏 コロナ治療薬めぐる“手柄アピール”ツイートが大炎上! 違法性はないのか』

主権者が自民党がダメなら民主党、民主党がダメなら自民党と、行ったり来たりの選択を繰り返していたら、この国は衰退の一途だ。相手を言葉で追い詰めて破綻させるのではなく、「自分たちが政権を担うことになったら、我々としてはこうする」という余裕を示し、「早くこういう人にやってもらいたい」という世論を喚起する。これが今、第一野党に求められている戦略だ。

今どきの政治家は言葉の使い方が拙劣きわまりないのはいうまでもないが、もう一人、馬脚を現した(隠していたものが現れる)政治家がいる。民主党の前原誠司政調会長である。「言うだけ番長」と揶揄され続けてきた御仁だが、政府が八ッ場ダムの建設工事再開を決定したことについて、「党は反対したが、政府に委ねるというのは言い訳でしかない。これは私の敗北だ」とテレビの報道番組で発言した。政治家として失格だ。
https://www.msn.com/…/%e8%87%aa%e6%b0%91%e3…/ar-AATxGbO
(2022年2月7日 日刊ゲンダイDIGITAL『自民・甘利明氏 コロナ治療薬めぐる“手柄アピール”ツイートが大炎上! 違法性はないのか』)


岸田政権の「新しい資本主義」はかつての空論ニューエコノミーでは?
一行目から馬脚をあらわした 岸田首相の『文藝春秋』寄稿の笑止文藝春秋コラムは岸田政権のグダグダ、モタモタを散々と書いてきた。

これほど「とろこい」政権はひさしぶりだ。どのような経済学者に聞いても、市場や競争に任せれば全てがうまくいくと考える人はいない。

どのような経済学テキストでも、市場の失敗も政府の失敗の可能性も示される。市場や競争に任せればすべてうまくいくことはないし、政府に任せたからといってすべてうまくいくとは限らない。市場・競争と政府のバランスの問題なのだ。

岸田政権の「新しい資本主義」は「新しい社会主義」ではないかと懸念する人は多い。竹中平蔵は新自由主義者と言われているが、資本を頂点とした社会主義体制の下、徹底的な「市場原理主義国家」の実現を目指している。
竹中は 格差拡大・国民貧困化がさらに進むことを認めた上で、ベーシックインカムで国民に一律7万円支給し社会保障を全廃する案を出した。

ベーシックインカムの前提としてスーパーシティがある。これこそ社会主義。「新しい資本主義」などという言葉を持ち出さなくても、「日本型経営」は「進化した(新しい)資本主義」と言え、我々は原点回帰すべきだ。
〔コメント:青木光男〕

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