Introduction:広島と長崎で開催された原爆被害の式典で、挨拶に立った安倍首相は、あろうことか ”コピペ演説” をしたことで非難を浴びています。
やはり、安倍首相は歴代の首相の中でも群を抜いて最低だと、このたび確信いたしました。
およそ血の通った日本人であれば、このような暴挙は絶対にできないはずです。ましてや安倍晋三氏は一国の首相という立場──
今、あらためて問いたいのですが、安倍首相とは一体何者なのでしょうか?
原爆の式典でコピペ演説とは噴飯ものである!
8月6日に広島市で行われた『平和祈念式典』、そして9日に長崎市で行われた『長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典』の場において、実に情けない話なのですが安倍首相は ”コピペ演説” ──ほんの一部の文面と、固有名詞以外は同じ内容の演説を行っていたわけです。
おそらく、安倍首相は戦時中の原爆被害など全く興味がないのでしょう。彼は極めて冷徹かつ情が無い人間、でなけれは薄っぺらで空虚な人間だと思われます。なぜなら、血の通った日本人であれば、このような暴挙は絶対にできないはずだからです。その意味で、安倍首相は歴代の首相の中でも群を抜いて最低だと確信しました。
そして、考えてみるに、このような人間が日本の安全保障の根幹に関わる「安保法制」を過去に成立させているのです。安倍首相は深い考えや見識もなく、憲法に反する法律を通してしまったのではないか? これは実に恐ろしいことです。
では、今回の安倍首相の演説がどのくらい似通っているのか、具体的に見てみましょう。
広島市と長崎市で行われた演説について、違っている箇所を色分けしています。
こうしてみると一目瞭然なのですが、両者の違いは「広島と長崎に関する固有名詞の箇所」と「前半の一文のみ」であることが分かります。しかも、「前半の一文」ですら言っている内容は全く同じなのです。
まともな感覚の首相であるなら、いくら側近がこのような文面を用意したとしても頑として首を縦に振らなかったでしょう。この完全なまでに ”当事者意識が欠落” した首相を評価するのは困難ですが、少なくとも「人々への想い」であるとか「国民への気持ち」など、まるで持ち合わせていないことだけは確かなようです。