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今回のフジテレビ記者会見に際し日本社会から大きな非難を浴びたのは、なんと言っても「閉鎖性・排他性」だ。
一部の記者クラブ会見に見られるように、これまでも閉鎖的・排他的な記者会見は幾度となく問題視されてきたが、それはあくまでメディア業界の中に閉じ込められていた感がある。
しかし、フジテレビの記者会見でそんな「閉鎖性・排他性」が白日の下に晒され、フジテレビの異常性が市井の人々の知るところになった。
その意味で、フジテレビは今やパブリック・エネミー(社会の敵)であり、だからこそスポンサー企業も我先に撤退し始めたのである。
そうした中で、あらためて「石丸伸二氏の記者会見」を考えてみる。
コラムにもあるように石丸氏はフリー記者を始め、参加できる記者や組織を限定し、文字通り ”フジテレビ的な” 記者会見を行った。
これはまさに発想が古いだけでなく、恐ろしく権威的な行為なのである。
このように、政策を敢えて語らず政局でもって浮上しようとする石丸氏の考えは ”昭和のオジサン政治家” そのものであり、政治に詳しい人の目から見ると激しい既視感を覚えてしまうのだ。
実は、石丸伸二氏の記者会見(1/15)は、フジテレビ記者会見(1/17)に先行して行われているのがミソだ。
これは図らずも、石丸伸二氏の「オールドぶり」を再考させる良い機会となるだろう。
無論、このことは石丸氏にとって何らプラスに作用することはない。
関係者らの意に反して「石丸会見」と「フジ会見」とが妙な ”化学反応” を引き起こし、日本社会の「膿」を露出させている──
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