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2025年2月18日の集英社オンラインは、姫路市議・高見ちさき氏のエキスを濃縮した、彼女を知る上で重要な記事だ。
問題視されているのは、何と言っても2025年1月20日、「X」に投稿された以下のポストだ。
そもそも、兵庫県警の内部では知事選において、特定候補(斎藤知事ではない)の応援をするように通達されていたと聞いたんですけど、だとしたらまあ今回の常任委員会でのやりとりも納得できる話。そして、今回私たちが戦った組織票ってそんなところにもあったのかと衝撃。
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ご覧のように、この投稿にはコミュニティノートまでついており、「X」の有志によって ”デマ認定” されている点は見逃せない。
政治家という公人が、平然とこんな発言をしたことに度肝を抜かれたのは言うまでもなく、高見議員がここまで言うからには当然根拠を示すべきだろう。
しかし、彼女にそんな気配はまるでない。
実は、彼女の県警への発言については1月21日、兵庫県警に直接電話取材を試みた経緯がある。
取り次いだ広報担当は高見議員の発言に呆れ、思わず失笑した。
また、取材に応じた兵庫県警捜査二課の幹部は『個別の事案には答えられない』としたものの、『警察は不偏不党の立場で活動し、不偏不党で選挙の取り締まりも行う』と明言。
高見議員の ”デマ” に対し兵庫県警が抗議の意を表したのは、その数日後である。
高見ちさき議員は、その他にも『完全犯罪で人コロすには5000万円あったらいけるらしい。これ皆覚えといて。』と投稿するなど、政治家としての素行にかなり問題があるように思われる。
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さて、そんな高見議員の悪質なデマに対しては、さすがに議会も見過ごすわけにはいかなくなったようだ。
姫路市議会は2月17日、高見議員の発言が「市議会議員倫理条例」に抵触しているとして「政治倫理審査会」を設置した。
これは当然と言えば当然の措置で、その初会合が2月19日に予定されている。
こういった中で、当の高見ちさき氏は『【助けてください】 以前投稿した通り、知事選の遺恨がまだまだ残っており、議会内での吊し上げに遭っています。』
──と、意味不明な ”被害者しぐさ” を展開中であるが、政治家として彼女に求められているのは「根拠の提示と説明責任」である。
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聞くところによると、高見議員は昨年の兵庫県知事選後から市議会を欠席しているようである。
果たして、彼女は2/19の政治倫理審査会に出席し、きちんと答弁することができるだろうか?
それができなければ、単なる ”デマゴーク” に成り下がる──
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