安倍首相 147日間無休のお笑い草!~安倍首相は何を目論んでいるのか?

Introduction:安倍首相は相変わらず国会も開かなければ記者会見もやらずで、今もって ”雲隠れ” しています。

また、安倍首相の ”健康不安説” も全く拭いきれることなく、疑心暗鬼を呼んでる有様。

そんな中、麻生財務相が「147日休まず連続で働いたら、普通だったら体調としては、おかしくなるんじゃないの」などと、とぼけたことを言っています。

確かに休日のない過重労働は問題があるにせよ、相手は安倍首相。麻生財務相の発言は2つの意味で興味深いと言えます。

安倍首相は147日休まず働いたのか?

つまり、麻生財務相の言いたいことは、今年の通常国会の会期とほぼ重なる「1月26日~6月20日」の147日間、休みなしに働いていたということです(実際の通常国会の会期は 1/20 ~ 6/17 までの150日間)。そして、この麻生氏の発言を裏どりすべく、1月から6月までの安倍首相の労働状況を示したものが、次に示すカレンダーとなります。

【カレンダーの見方】
「赤色」:公務がなく一日中休みだった日(全休)
「ピンク色」:午前は休み、午後から公務を行った日(午前休・午後休日出勤)
時間:午前休の場合、午後に行った公務の「合計時間」
※2月29日、首相官邸にてコロナウイルスに関する記者会見が行われた。
※3月14日、3月28日に首相官邸にてコロナウイルスに関する記者会見が行われた。
※5月4日:ベトナムの首相と電話会談を実施
※5月5日:イランの大統領との電話会談、ならびに動画の撮影を実施
※5月6日:インターネットの動画番組にゲスト出演
※6月14日:インターネットの動画番組にゲスト出演

安倍首相の ”歪な” 働き方の特徴とは?

こうして見てみると、麻生氏が言うように「1月26日~6月20日」の147日間、安倍首相は ”とりあえずは” 休みなしに働いていた、ということで間違いありません。

この期間中の安倍首相の働き方の最たる特徴は、なんと言っても土日を午前休にして午後から公務を行っていたことです。これがサラリーマンでしたら休みが取れない過重労働として大問題になるでしょう。ただ、彼は一国の首相という公人中の公人です。もちろん、公人であっても過重労働は問題なのですが、安倍首相の働き方の「実態」を見てみると、極めて微妙であることが分かるのです。
──それは「労働時間」から見ても明らかです。

例えば、2月9日。
この日は午前中は私邸で過ごし(午前休)、午後に公務を行っていますが、その時間はわずか「20分」でしかありませんでした。

つまり、3時59分から4時19分まで、加藤勝信厚生労働相、西村明宏、岡田直樹、杉田和博各官房副長官、沖田芳樹内閣危機管理監、北村滋国家安全保障局長、古谷一之、前田哲両官房副長官補、長谷川栄一首相補佐官、佐々木聖子出入国在留管理庁長官、外務省の秋葉剛男事務次官、水嶋光一領事局長、鈴木康裕厚労省医務技監らと首相官邸で会っていたわけです。

その後、安倍首相はヘアーサロン「HAIR GUEST」にて散髪をしたことが分かっており、これで2月9日は終了です。

その一方で、安倍首相が数時間に分かった公務をする際は、その日に「記者会見」や「他国の大統領との電話会談」といった行事が組まれている場合が多く、その典型が5月のカレンダーとなります。

  • 5月4日:ベトナムの首相と電話会談を実施
  • 5月5日:イランの大統領との電話会談、ならびに動画の撮影を実施
  • 5月6日:インターネットの動画番組にゲスト出演

上に示したように、他国の大統領と電話会談する際は、準備等に時間を要することが考えられますし、動画出演についてもそれなりの物理的な時間は費やされることになります。それでも公務全体で4時間を超えるケースなど、実は一度もないのです。

まるで ”名ばかり休日出勤!?”

確かに、安倍首相は土日の午後に ”休日出勤” を行い、結果として147日連続して休みなしに働いてきましたが、その実態は休日出勤した全体のうち「約76%」は「労働時間が2時間に満たない」ことが分かりました。

まさに、現在はコロナ禍による大変な時期でもあり、閣僚や専門家、そして関係者らと頻繁に細かな情報交換が必要であることは重々承知しています。しかし、安倍首相が休日を返上してまで仕事に打ち込んでいるといっても、その実態は ”名ばかり休日出勤” といった程度の話です。

これについて責められるべきは、むしろ麻生財務相を初めとする安倍首相周辺の関係者かもしれません。要するに、安倍首相の ”働きすぎ問題” は極めて誇張されているのです。メディアもこれに一役買っているかもしれませんが・・・

安倍首相の体調不良は本当だ!

冒頭で麻生財務相の発言は2つの意味で興味深いと指摘しました。

一つは、上述したように安倍首相が147日連続して働いたことについて、実態は大したことないのに周辺が大げさに騒いでいるということ。

もう一つは、麻生氏が安倍首相の体調不良を全く否定していないということです。それどころか、「休みなしで働けば体調が悪くなるのも当然」といった趣旨の発言により、体調不良説を事実上肯定していることです。

麻生氏の発言の頃から、
「安倍首相は元気だ大丈夫」⇒「休日なしで長期間働いたから体調不良も当然」
に全体の論調が変わってきています。安倍首相の体調不調の原因を ”無理やり” 休みなしの長期間労働に求めているわけで、つまり「安倍首相の体調不良説はやはり本当だった」という結論をここから導き出すことができます。

麻生財務相はこうも言っています。
「(安倍首相には)休む必要があると申し上げた。健康管理も自分の仕事の一つですから」

これは裏を返せば、「自分の健康管理ができないぐらいに体調が悪いのであれば、休む(⇒辞める)必要がある」ということ。

安倍首相は、今月8月24日で大叔父である佐藤栄作を抜き「首相連続在任記録」を更新します。これは安倍首相にとって唯一のレガシーとなりますので、それまでは首相を辞めることはありません。しかし、それ以降であれば安倍首相はいつ辞任してもおかしくはない状況であることも、一方で確かです。

安倍首相を取り巻く状況が「休みなしで働けば体調が悪くなるのも当然」に傾いているのは、第一次政権時の電撃辞任のような失態だけは絶対に避けたいとの思いがあるためと考えられます。これに麻生財務相が協力し、もしかしたらメディアもこれに協力しているかもしれないのです。現在はそのための下地作りの段階ではないでしょうか?

安倍首相は8月24日以降に体調不良を理由に首相を辞任し、その後継者は「副総理」である麻生太郎氏になるものと予想します。

Last Updated on 2020-08-24 by この記事を書いた人:白坂和哉

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