任期満了に伴う目黒区長選は21日投開票され、無所属現職の青木英二氏(69)が、いずれも無所属新人で元都議の伊藤悠氏(47)=国民民主、都民ファーストの会推薦=や西崎翔氏(40)=立憲民主推薦=らを破り、6選を果たした。投票率は前回を2・88ポイント上回る36・21%、当日有権者数は22万7055人。
2024年4月22日 産経新聞 『東京・目黒区長に現職・青木氏6選「区のため最後の大仕事」』
現職の青木英二氏が当選したのはさておき、小池都知事が推す「伊藤ゆう氏」(都民ファーストの会、国民民主 推薦)が落選!
小池氏の神通力の消滅を、象徴するに十分な結果だ。
そして、衆議院の補選・東京15区でも乙武洋匡氏が大苦戦している。
立憲民主党の酒井なつみ、日本維新の会の金澤ゆい氏、日本保守党の飯山あかり氏に続く4番手と低迷している。
残り1週間で乙武氏が巻き返すのは事実上、不可能だろう。
このことは言うまでもなく、今夏の東京都知事選に大きな影響を与える。
端的に言って、小池百合子氏は都知事選に出馬できず、引退に追い込まれると予想する。
──学歴詐称疑惑を抱える中、選挙で2敗。
しかも、それを振り切って小池氏が都知事選に出馬したら、今度は元側近の小島氏が学歴詐称で刑事告発すると宣言している。
それに加え、つばさの党の黒川敦彦氏が都知事選に出馬することを匂わせていることから、東京15区で展開されるような大規模な妨害活動も予想される。
そんな状況で小池氏は選挙を進められるのか?
政治家としての小池百合子氏の命脈は、この時点で尽きてしまった・・・
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