ウクライナで政府高官による汚職が蔓延 ゼ大統領の過去の疑惑も浮上!

ウクライナでは政府高官による汚職が蔓延、寄せられた支援金の一部が不正に使われている。
イギリスBBCが報じるところに因れば、ゼレンスキー大統領は汚職・不正に対する高官らの粛清に転じたと見られ、大統領側近1名、副大統領4名、州知事5名を解任したと伝えている。これは戦時下において、国民の支持を集めるための施策でもある。

最初に解任されたのは、ウクライナ大統領府のキリロ・ティモシェンコ副長官だ。
彼は戦時中においてもスポーツカーを乗り回すなどして、複数のジャーナリストから非難を浴びていた。
また、ヴャチェスラフ・シャポヴァロフ国防副大臣は、無名企業から軍用食料品を高値で購入し、その見返りに金銭を受け取っていた疑いがある。彼はこれを「技術的なミス」として金銭の受け取りは否定している。

そんな中、かくいうゼレンスキー大統領にも、昔やらかした疑惑が浮上している。
世界中の政治家、富豪たちの租税回避や資金洗浄を暴露した文書としては『パナマ文書』『パンドラ文書』『パラダイス文書』などが有名だが、ゼレンスキーについては『パンドラ文書』でその手口が明らかにされている。

国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)によってリークされた『パンドラ文書』──2021年10月に公開されたパンドラ文書には、2012年にゼレンスキーとその側近がタックスヘイブン(租税回避地)にペーパーカンパニー(幽霊会社)を設立し、脱税していたと記されている。これにより彼らは、イギリス・ロンドンの中心部に高級不動産3件を購入するに至った。

そもそも、ゼレンスキーはコメディアン時代の2015年、自身が主演したテレビ番組『国民の僕(しもべ)』の大ヒットにより大統領の道を一気に駆け上がったことで知られる。ゼレンスキーが演じたのは一塊の歴史教師である。授業中に汚職に憤る姿を生徒が動画撮影し、それがインターネットで話題になったことで大統領にのし上がるといったストーリーだ。
そんなフィクションをリアル世界で実現し、本当に大統領になってしまったのがゼレンスキーであり、しかし、彼はほぼ間違いなく汚職に手を染めているだろう──

このようなタックスヘイブンを使った不正蓄財にはゼレンスキーの妻、新興財閥(オルガルヒ)、企業家、かつてのテレビ・スタッフやプロデューサー、そして彼らの親族といったように多くの複雑な人間たちが絡んでいる。
これらの動向についてゼレンスキーの顧問は、かつて存在した親ロシア派の大統領、ビクトル・ヤヌコーヴィチの腐敗した政府による攻撃から、グループの収入を守るためだったと苦しい言い訳をしているが(つまり租税回避の事実は否定していない)彼らの主張を額面通りに受け取る者など皆無だろう。

ウクライナには汚職の歴史があるとされている。各国の腐敗・汚職に取り組む非政府組織トランスペアレンシー・インターナショナルの発表では、2021年の汚職国家ランキングで、ウクライナは180カ国中122位に低迷している。
端的に言って、ウクライナにとっての戦争は、権力者たちの不正蓄財の温床になっている。そして、このことは何もウクライナ特有の現象ではなく、洋の東西を問わず ”普通に” 行われる悪しき慣習である。

それでも平和ボケした日本人は、侵攻されたウクライナは可哀そうとばかりに(それはそれで正しいのだが)ウクライナ擁護へと傾き、あたかもウクライナが聖人君子の集団であるかのように無意識レベルで錯覚している向きも多いと感じる。
しかし、そもそもウクライナは決して行儀の良い国ではないし、むしろ” 柄の悪い” 国として知られているのだ。
そんなウクライナの有力者、権力者らによる不正蓄財の一方で、常に苦しんでいるのはウクライナの一般国民である。この現実もまた、洋の東西を問わない悲劇的現象である。

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