「一水会」が安倍政権の明暗を激白する!

Introduction:世間からは ”新右翼” と評され、代表・木村三浩氏を中心としたユニークな活動で知られる「一水会」

その一水会の機関紙『月刊 レコンキスタ』(令和元年12月1日号)に興味深い記事が掲載されました。
記事は12年間にわたって参議院議員を務めた、弁護士の丸山和也氏の激白です。

タイトルは「安倍政権の明暗 一議員の体験を通して語る」

泥酔の果てに口先だけで「戦争」を語るような、不届きな議員が跋扈する中で、「当世政治家気質」を文字通り激白しています。

 丸山和也
1946.1.23生。兵庫県揖保郡新宮町(現たつの市)出身。自民党所属の元参議院議員(2期)。弁護士。丸山国際法律・特許事務所代表。丸山総合法律事務所代表。弁護士として日本テレビ「行列ができる相談室」に出演、お茶の間の人気者となる。その後、自民党公認で参院比例区から立候補、当選。議員時代は「米国は黒人が大統領になっている。黒人の血を引く。これは奴隷ですよ」といった発言が物議を醸した。

自民党内にはびこるヨイショの気風

これは個人的な感想ですが、安倍政権が長く続くにつれ、政権中枢に寄り添っていく自民党議員が増えている気がします。
例えば、予算委員会などでも、最初からヤジ目的で出席している若手議員もいたりして、国会の風格が落ちています。

与党であっても、総理や大臣には毅然と質問する必要があると思う。ところが、与党の質問は形ばかりの質疑で終わっていて、大事な予算委員会がエンターテイメントに成り下がっているような気がします。

そのような、政権に対する ”ヨイショ” や ”おべっか” を目にする機会が多くなった。そんなことをしていると、自民党は盲目的集団になってしまうのではないでしょうか。

愛のない ”愛国心” ほど卑怯なものはない

ここ最近では、「愛国心」は他国に対する排斥と攻撃の面を持ち、もう一方では強い国に擦り寄るという二極化で語られています。

弱い相手には強く出て、強い相手には擦り寄るようなことでは、本当に日本を愛しているとは言えません。

なぜ、このこのような「愛国心」がまかり通るのかと言えば、政治家自身が ”人を創る” という修養をしていないからだと思います。政治家である以前に、立派な人格をもつ人間であるべきなのですが、政治家の多くはそのような修養の努力をしていないと思われるのです。

自民党の議案に賛成できない時は?

中曽根元首相とお話しさせていただく機会がありました。
その時、私は一つの質問をしました。自民党が提出している議案にどうしても賛成できない時はどうするんですか、と尋ねたのです。

「私も議員生活の中で何回かそういった経験をしたが、私は欠席して投票しない方法をとった。政治は党利党略があってのことだから、あからさまに反対とは言えないし、野党側に組したと思われてもまずいから、そういう時は棄権したのです」
そう、中曽根元首相は答えてくれました。

そのことを参考にして、私も一度だけ棄権したことがあります。

魂を売ってまで政治をやらない

宗教団体を含む大きな組織に頼ることで、なんとか当選できた議員もいましたが、魂を打って飼い馴らされているように見えて、私には到底そんな真似はできません。そこまでして議員バッチをもらっても無意味だと思っています。

昔から言われている、宗教団体への課税問題ですが、一向に具体化しないのはなぜでしょうか?
関係議員にとっては、そんな事を口にするだけでも自殺行為だと分かっているからです。

丸山議員から見て気になった政党

今回の選挙で、既成概念に真っ向から立ち向かった気になる政党があります。
一つは、立花孝志氏の「NHKから国民を守る党」
もう一つは、山本太郎しの「れいわ新撰組」です。
それぞれが84万票、122万票という大量得票でしたが、日本の世の中が変わってきた感じがします。

見方を変えると、”ヨイショの集まり” と ”極端な主張” が国民の注目を浴びる危ない社会になってきたとも言えましょう。

ただ、N国には評価できるバックボーンのようなものが何も無さそうで、一時の打ち上げ花火のような気がします。

むしろ、山本氏の「れいわ新撰組」の方が面白い展開を見せるのではと思っています。方針は違いますが、既成をぶっ壊すという点ではN国と一致しています。

安倍首相は善意でナイーブ過ぎる?

拉致問題では全員帰国させると言っておきながら、今では実現性のない空しいスローガンと化しています。
日露関係でも平和条約や二島返還で北方領土問題を解決させると言っていましたが、これも目途が立っていません。
憲法改正にしても自衛隊を明記するといった、最小限の改正すら日程に上がらない。
アベノミクスにいたっては、特に三本目の矢はどこに飛んで行ったのかすらも分からない。

残念ながら、安倍首相の胆力の限界を垣間見た気がしたのは私だけでしょうか?

トランプ、プーチン、習近平らと互角に議論できるような腹の座った人材は見当たりませんね。
プーチンのようなKGBの叩き上げような男と真剣勝負するには安倍さんはスマート過ぎます。よほど腹の座った厚かましい根性の人でないと勝負できない。安倍さんは善意でナイーブ過ぎな気がします。

※ 『月刊 レコンキスタ』(令和元年12月1日号)より一部抜粋、編集。

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