Introduction:皆さんのもとには ”悪名高き” アベノマスクは届いたでしょうか?
筆者のもとには「1世帯当たり2枚」のアベノマスクは届いておりませんが、実は意外なところから「1枚」届きました。そして、さらに別の団体からはアベノマスクと違い、実用に耐えうるマスクが「3枚」届いたのです。
今やマスクは貴重品となってしまった感があります。
地域包括支援センターからアベノマスクが「1枚」届いた!
「地域包括支援センター」とは介護・医療・保健・福祉など、高齢者を支える地域の総合相談窓口で、全国に約5000施設が展開されています。
筆者には同居している80歳を超えた母親がおりますが、今のところ痴呆もなく、体も元気で毎日自転車に乗っております。それでも、筆者の住む地域の包括支援センターのスタッフの方が定期的に母親のもとを訪れ、生活に関するきめ細やかなアドバイスをしてくださっています。老人にとっては大変ありがたい存在ですね。
さて、そんな地域包括支援センター経由で5月の初めに届いたのが、例の ”アベノマスク” だったのです。
これはどういうことかと早速確認したところ、地域包括支援センターが管轄している老人たちには、厚生労働省からマスクが配られるとのこと。そしてこれは紛れもない ”アベノマスク” で、1世帯につき2枚配られるマスクとは別に「1枚」支給されるというのです。
つまり、老人の場合は「アベノマスクが3枚」支給される場合もあるということなんですね。
今回のアベノマスクの支給は、世帯当たりわずか2枚といったように実に ”しょぼい” ものでしたが、1枚よりは2枚、2枚よりは3枚の方が良いわけで、なぜこういった点を安倍政権はPRしないのかと首をかしげたくもなります。もっとも、これもこれで ”しょぼい” 話ではあるので、PRする気も萎えたのでしょうか?
アベノマスクは多くの不良品が紛れ込んでいたことでも知られていますが、今回自宅に届いたマスクには汚れやカビ、虫や髪の毛の混入もなく、”匂い” もいたって正常でありました。ただ、縦10㎝ × 横13㎝ のサイズはあまりに小さく、実用に耐えうるかはグレーです。
「一水会」もマスクを配布している!
世間からは ”新右翼” と評され、代表・木村三浩氏を中心としたユニークな活動で知られる「一水会」
そんな一水会から機関紙『レコンキスタ』と共に「3枚のマスク」が届いたのも、やはり5月初めの頃でした。
同封された手紙に眼を通すと、「国際交流活動において寄贈用のマスクを独自調達し、皆さまに贈らせて頂きます」と記されています。つまり、機関紙の購読者を対象にマスクを配布していたんですね。ここにも新型コロナを憂い、様々な形で社会貢献をしようとする団体が存在するわけです。
届いたマスクは不織布タイプのプリーツ型。いわゆる普段私たちが使っているようなマスクで、十分実用的なものです。
同じ数枚のマスクでも、片やアベノミクスのように罵倒の対象にしかならないものもあれば、今回の ”一水会マスク” のように少し胸が熱くなるような喜びをもたらすマスクも、確かに存在しています。
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