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Introduction:2020年はオリンピック・イヤーでもあります。
仕事始めとなった1月6日は、東京オリンピック開幕まであと200日となった日でした。

オリンピック大会組織委員会では森喜朗会長が職員に檄を飛ばし、東京証券取引所では晴れ着に身を包んだ女性たちが華やかなムードを演出。そして、東京都新宿区にある東京都庁は青、黄、黒、緑、赤にライトアップされたわけです。

そんな中で今回紹介するのは、映画『AKIRA』です。

映画『AKIRA』とは

Video by : 上松稔「アキラの映画予告編 1988 HD YouTube」

映画『AKIRA』の話をしましょう。

当初、この作品は漫画雑誌『週刊ヤングマガジン』に連載されていましたが、1988年に原作者の大友克洋氏が監督を務めアニメ映画化されるなど、現在においても国内外からの評価も非常に高い、日本アニメ史上の金字塔です。

ネオ東京

時代は第三次世界大戦後の荒廃した「東京」

1982年に「新型爆弾」が落とされ、東京は事実上消滅しました。これを契機に第三次世界大戦が始まり、世界は泥沼化してゆきます。東京の旧市街地は放射線の影響で完全立入り禁止区域となり、人々は東京湾を埋め尽くす広大な埋立地を建設。そこに首都機能を移設します。
――これが「ネオ東京」です。

都市の生活は衰退の限りを尽くしていました。
そのような中で、日々暴走族同士の抗争に明け暮れる金田と島の二人の少年。彼らは共に職業訓練校に通う言わば ”落ちこぼれ” です。幼馴染みの二人でしたが、リーダー格の金田に頭が上がらない島は、日頃から彼に対しコンプレックスを抱いていました。

そんな島がある抗争の中でバイク事故を起こし、不思議な力を手にします。
――そこには国家の極秘プロジェクトが絡んでいました。

この作品を今こそ再評価すべきなのは、まさに2020年の東京オリンピックを予言している点にあります。金田、島たちが抗争に明け暮れているのは、翌年に東京オリンピックを控えた2019年のネオ東京が舞台となっているのです。

戦争が起き、復興される気配すら感じない東京旧市街であるネオ東京では、社会的信用のある者が汚職の元凶となり貧富の差は拡大する一方です。また、心の行き場を失った人々が怪しげな新興宗教にハマり、若い男女の関係は退廃を極めている。このような国でオリンピックは開催されようとしているのです。

未来予想図

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『AKIRA』は一つの未来予想図です。
不思議な力を手にした島少年はその後に大事件を引き起こし、軍をも出動する首都圏はさながら戦場と化します。

ところで、今現在の日本は事故原発という巨大な爆弾を抱えています。しかも、今後は東海、首都圏において巨大地震が起こることが高い確率で予測されてもいる。さらに、東日本大震災においては、海中の陸地が10メートル以上も一気にずれ動いており、この挙動が今後再び大地震をもたらさないと一体誰が保障できるのでしょうか。

年末のカルロス・ゴーン氏による逃亡事件といい、年始に起こったソレイマニ司令官殺害事件と、それに続くイランによるアメリカへの報復といい、急激に事件の ”スケール感” がアップしているように思われます。このような事件は今後も次々と現れるでのはないかと危惧しています。

映画『AKIRA』の中では「前総理の行った税制改革の歴史的失敗である」というセリフが登場し、奇しくも1月9日に発売された『週刊文春』(2020年1月16日号)は、東京パラリンピックが閉幕する翌日の9月7日に、安倍首相が退陣するという衝撃的な記事を掲載しています。(▼写真)

ちなみに、『AKIRA』の原作者、大友克洋氏と安倍首相は、1954年生まれの同い年だったりします。

これらは『AKIRA』をめぐる ”都市伝説” と言ってしまえばそれまでですが、とても奇妙な感じは拭えません。

「原子力」「地震」「戦争」「経済」がキーワードとして挙げられるかもしれません。つまり、今年の東京オリンピックの前後に、原子力事故が起こる、巨大地震が起こる、戦争が起こる、大恐慌が起こる、といったカタストロフィが起きてしまうのではないかと・・・?

皆さんにもこれを機会に『AKIRA』の世界観に触れていただきたいと思います。これらの悪い予感が現実化しないことを祈るばかりです。
(※安倍首相の退陣はウエルカムです)

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